開幕前には「常に25位以内に入る力を身につけたい」と話していた石川遼。

先週行われた開幕戦では予選通過も危ぶまれた中、2日目・3日目に連続イーグルを奪うなど、崩れることなくスコアを伸ばして19位タイという結果で終えた。

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三年目となる今シーズン、石川遼が目指すゴルフとは？

石川遼　大会直前インタビュー

ショットでのスコアメイクが鍵

「自分の目指すところはショットでのスコアメイク。アプローチやパッティングはショットをカバーするもの。昨年の後半はパッティングに頼り過ぎた。」

開幕戦のバーディーはほとんどがアイアンで取ったものと石川が話すように、開幕戦のスタッツを見るとフェアウェイキープ率は苦戦しながらも、ショットの貢献度を表す「ストロークゲインドティートゥグリーン」では高い数値を記録している。

【開幕戦フライズドットコムオープン スタッツ】

フェアウェイキープ率　51.97%（97位）

パーオン率　68.06%（52位）

ストロークゲインドティートゥグリーン　1.348（23位）

ストロークゲインドパッティング　0.293（55位）

昨年シーズンの「ストロークゲインドティートゥグリーン」は0.159（84位）だっただけに、石川が目指す“ショットでのスコアメイク"に近づいていることがわかる。

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シード権は気にせず自分のゴルフに集中

昨シーズンは下部ツアーのweb.com TOURファイナルズでシード権を獲得し、出場試合も限られていた石川。

「昨年は何が何でもシード権を取るという気持ちでやっていた。苦しんで苦しんで、（プレーオフシリーズにも出場して）結果72位だった。今はフェデックスランキングは気にせずに自分のゴルフに集中したい」

二年連続で苦しみながらもシード権を獲得し、ツアーを戦い抜いた石川だからこそわかる“自分のゴルフ"への自信を感じた。

今週は昨年2位タイとなった相性の良い大会。

石川がどのようなプレーを見せてくれるのか楽しみだ。

ゴルフネットワークでは「シュライナーズホスピタルズフォーチルドレン・オープン」予選ラウンドを独占生中継！

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