課題はドライバーショット? 石川遼 15年初戦で予選落ちを喫するも「これからどんどん良くなって行けばいい」と前向き
2015年1月25日(日)午後4:03
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PGAツアー「ヒュマナチャレンジジ in partnership with ザ・クリントンファウンデーション」が現地時間24日、カリフォルニア州のPGAウエスト・パーマーコース、PGAウエスト・ニクラスコース、ラ・キンタCCの3会場で第3ラウンドを終了。2015年の初戦となった石川遼は、スコアを伸ばすことができず通算6アンダー、85位タイで予選落ちとなった。
75位タイからスタートした石川は、PGAウエスト・ニクラウスコースでプレー。2日目ホールアウト後のインタビューで「一日はビッグスコアを出したい」と語っていたが、スタートホールから苦戦を強いられた。1番のティーショットを右にブッシュに大きく外すと、ロストボールでいきなりダブルボギーを喫してしまう。それでも、4番から連続バーディを奪い、前半を1アンダーで折り返すと、12番、16番、17番でもスコアを伸ばし、決勝ラウンド進出に望みを残す。
しかし、最終18番パー4で第3打をピンそばに寄せたものの、パーパットを外して一歩後退。結局、5バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの2アンダー70でホールアウトし、通算6アンダー85位タイでカットラインに2打及ばず、最終日にコマを進めることはできなかった。
課題はドライバーショット?
大会前には今シーズンの課題として「Par5でスコアを伸ばすのはもちろん、Par4の平均スコアを良くしたい。そのために先ずはティーショットの精度を上げることが必要。」と話していた石川だったが、3日目のこの日はスタートホール(Par4)でダブルボギー、最終ホール(Par4)でボギーを叩きスコアを落とす結果となった。
ゴルフネットワーク「PGAツアーダイジェスト」の解説を務めるタケ小山プロは今大会の石川について、「3日目もドライバーで手を離す場面が何度かあった。スイング中のバランスがすごく悪いように見える。」とドライバーショットの不調を指摘。
オフに行った沖縄合宿では「バックスイングをリズムよく上げること」にポイントを置いて練習に取り組み、ある程度の手応えを感じてた石川だったが、2015年の初戦となった今大会ではタケ小山プロが指摘するように、ショットの後に何度も手を離す場面が見られた。
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初日には「パットもアプローチもショットもまだまだ。修正にはしばらく時間がかかる。」と話していた石川だったが、予選落ちにはなったが、3日目のホールアウト後には「スコアを伸ばさないといけないコースなので、アンダーパーで回っても予選落ちになる。(順位はよくないが)ゴルフの内容は悪く無い。これからどんどん良くなって行けばいい。」と前向きなコメントを残した。
石川の次戦は来週開催の「ウェイストマネジメントフェニックスオープン」を予定している。タイガー・ウッズ、フィル・ミケルソン、松山英樹をはじめ強豪が名を連ねるビッグトーナメントで石川がどこまで力を発揮できるか。石川の2015年はまだ始まったばかりだ。
このあと夜11時から放送の「PGAツアーダイジェスト」では石川遼の全ホールをハイライトで振り返ると共に、沖縄合宿での成果やスイングの変化についてタケ小山プロが徹底解説。ぜひお楽しみに!
(写真提供:Getty Images)
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