米女子ツアーのロレーナ・オチョア招待は現地時間10日、メキシコのクラブ・デ・ゴルフ・メキシコを舞台に開幕。わずか36名の選手のみが参戦できるエリートフィールドに宮里藍と横峯さくらが出場する。

　日本勢の予選ラウンドの組み合わせは、宮里がツアー通算10勝のポーラ・クリーマー（米）、マリアージョ・ウリベ（コロンビア）と同組、横峯は地元出身のアレハンドラ・ラネザ（メキシコ）、アンナ・ノルドクビスト（スウェーデン）とプレーする。

　昨季大会はインビー・パーク（韓）が通算18アンダーで後続に3打差をつけて優勝。圧倒的な強さを見せつけたが、今季は親指のケガにより8月のリオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得して以来、試合には出場しておらず今大会も見送っている。

　今大会の最注目は、やはりロレックスランキング（世界ランキング）7位のブルック・ヘンダーソン（カナダ）だろう。今季のKPMG女子PGA選手権でメジャー優勝を飾った実力者で、2週前のサイム・ダービーLPGAマレーシアでは63位タイと不甲斐ない結果だったが、世界ランクTOP10から唯一の出場とあって注目度は高い。その他、ミッシェル・ウィー（米）やキム・インキョン（韓）らも出場する。