国内女子ツアーのアース・モンダミンカップが25日、千葉県のカメリアヒルズカントリークラブを舞台に第3ラウンドの競技を終了。昨季賞金女王のイ・ボミ（韓）が5アンダー67で回り、通算15アンダーで大会連覇に王手をかけた。

　トップと2打差の単独2位でスタートしたイ・ボミは、5番からの3連続バーディなど、前半で3アンダーをマークし首位に並ぶと、後半は5ホールに渡ってパーを並べた後の15番パー3でバーディを奪取。トータル6バーディ、1ボギーの内容でホールアウトとなった。今大会には、出場11試合連続トップ5入りの新記録達成がかかるが、今季2勝目で祝うことができるだろうか。

　一方、単独トップから出たペ・ヒギョン（韓）は、2バーディ、3ボギーの1オーバー73とスコアを落とし、通算11アンダー単独2位から逆転を狙う。また、史上初の同一大会姉妹優勝を狙う堀琴音は7番のバーディのみと静かなラウンドで1アンダー71。トップと5打差の単独3位となっている。

　通算7アンダー6位タイには、菊地絵梨香、成田美寿々、若林舞衣子ら。有村智恵は4アンダー68とスコアを伸ばし、通算5アンダーで葭葉ルミ、原江里菜らと並び15位タイに浮上している。上田桃子は通算4アンダー19位タイ。ロレックスランキング（女子世界ランキング）で日本人4番手につける渡邉彩香は通算2アンダー33位タイで最終日を迎える。