最新のロレックスランキング（女子世界ランキング）が現地時間23日に発表。日本勢4番手の渡邉彩香は42位に3ランクアップし、リオデジャネイロ五輪出場を争う39位大山志保、41位宮里美香とは僅差の戦いが続く。

　大山、美香が前週からの順位を維持した一方、渡邉は国内ツアーの中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンで5位タイに入り、美香とはポイント差こそわずかに開くも順位で肉薄。同大会25位タイの大山とは0.14ポイント差に迫った。なお、ツアー2勝目を飾った鈴木愛は前週の世界70位から59位に順位を上げ、68位上田桃子、67位菊地絵理香をかわして日本勢5番手につけている。

　美香が15位タイに入った米女子ツアー、キングスミル選手権では、前戦でタイ人初の優勝を果たしたアリヤ・ジュタヌガーン（タイ）が逃げ切り優勝。タイ勢の新たな歴史を作る2連勝で、世界ランクでは前週の21位から13位に浮上した。58位タイと振るわなかった野村敏京は同23位に1つ下げている。

　そのほか、同大会3位タイのキム・セイヨン（韓）は同ランク4位に3つ上げ、ステイシー・ルイス（米）が同5位、ブルック・ヘンダーソンが同6位に1つずつ後退。一方でトップ3は変動無く、1位リディア・コ（ニュージーランド）、2位インビー・パーク（韓）、3位レクシー・トンプソン（米）のままとなっている。