米女子ツアーのキングスミル選手権が現地時間19日、バージニア州キングスミル・リゾート リバーCで第1ラウンドの競技を終え、「65」をマークした宮里美香が後続と1打差の単独トップに立った。

　リオデジャネイロ五輪出場へ向けても上位フィニッシュの欲しい美香は、前半「30」で回るチャージを披露。13番でバーディを先行させると、15番からは4連続バーディでリーダーボードを駆け上がる。迎えた後半は3番でこの日唯一のボギーを叩いたが、6番からの3ホールで2つ伸ばし、7バーディ、1ボギーの内容でトーナメントをリードした。

　日本勢2番手は19位タイの上原彩子。出入りの激しいゴルフながら、6バーディ、4ボギーの2アンダー69にまとめ、首位とは4打差につけた。そのほか、横峯さくらはイーブンパー71の41位タイ。宮里藍、野村敏京はともに1オーバー72の65位タイから2日目の巻き返しを狙う。

　美香と1打差の2位タイは昨季覇者のイ・ミンジ（豪）とブリタニー・リンシコム（米）。今季1勝のキム・セイヨン（韓）ら8人が4アンダー67の4位タイに続いた。そのほか、ロレックスランキング（女子世界ランキング）3位のレクシー・トンプソン（米）は藍らと並ぶ65位タイ。同No.1のリディア・コ（ニュージーランド）は「73」の81位タイ、同No.2のインビー・パーク（韓）は「74」の99位タイと出遅れている。