台湾女子プロゴルフ協会との共催で開催される米女子ツアーのスインギング・スカートLPGAクラシックが現地時間21日、カリフォルニア州のレイクマーセドGCを舞台に開幕する。ロレックスランキング（女子世界ランク）No.1のリディア・コ（ニュージーランド）は第1回大会からの3連覇を狙う。

　コにとってサンフランシコは特別な場所に違いない。2014年の第1回大会でステイシー・ルイス（米）に競り勝ちプロ転向後初優勝を飾ると、翌年には3打差を追いついてプレーオフに持ち込み、第2ホールのバーディでモーガン・プレッセル（米）に競り勝っている。メジャー1勝含む今季2勝で迎える今大会は、日曜の最終日に19歳の誕生日を迎え、3連覇とダブルの祝福を願っているだろう。

　日本からは宮里藍、野村敏京、横峯さくら、宮里美香、上原彩子、そしてアマチュアの畑岡奈紗（翔洋学園3年）が出場。キア・クラシックで3位に入って以来、復活の兆しを見せている藍は前週のロッテ選手権では苦戦しながらも、最終日に「65」をマークし、3大会連続のトップ20入り。前回大会は3日目に大きくスコアを崩しながらも26位タイと、コースとの相性も悪くない。なお昨季は、横峯さくらが日本人最高の11位タイに入った。

　このほか、昨季プレーオフで敗れたプレッセル、2連勝を狙うイ・ミンジ（豪）、世界ランク3位のレクシー・トンプソン（米）、同5位キム・セイヨン、同6位チョン・インジ（ともに韓）らトッププレーヤーが出場。世界No.2のインビー・パーク（韓）は負傷欠場となっている。