欧州＆アジアン両ツアー共催のヒーロー・インディアン・オープンが現地時間17日から、インドのデリーGCで開催される。川村昌弘はインドのナショナルオープンに2年連続の参戦。前週は予選落ちに終わったが、巻き返しを狙う。

　今季は昨季を上回る世界ランクトップ100内の選手が6人参加し、メジャー3勝のパドレイ・ハリントン（アイルランド）も出場。フィールドが厚い分だけ獲得可能な世界ランクポイントは大きくなるため、多くの選手にとってリオデジャネイロ五輪出場に向けての稼ぎ時となる。

　中でも注目を集めるのは、連覇を狙う地元インドの世界ランク50位、アニルバン・ラヒリだ。ラヒリは昨季、最終日に同胞のS.S.P.チョウラシアとの7打差を追いつき、プレーオフを制した。リベンジを目指すチョウラシアは今季もフィールド入り。ジーブ・ミルカ・シンも地元の期待を背負って戦う。

　そのほかの注目は、トミー・フリートウッド（英）、マーカス・フレイザー（豪）、ヨースト・ルーテン（オランダ）、ジョージ・コージー（南ア）など。歴代王者のシディクール・ラーマン（バングラデシュ）、アージュン・アトワル（インド）、タワン・ウィラチャン（タイ）らも参戦する。