米女子ツアーのHSBC女子チャンピオンズが現地時間3日、シンガポールのセントーサGC ザ・セラポンCを舞台に開幕し、第1ラウンドの競技を終了。宮里美香が4アンダー68で回り、3位タイ発進を決めた。

　インスタートとなった美香は、13番でこの日最初のバーディを奪うと、18番パー5でもきっちりとスコアを伸ばし、前半2アンダーでハーフターン。後半は5番からの3ホールで2バーディとすると、18ホールを通じてノーボギーと安定したプレーでホールアウト。トップとは1打差の好位置につけて初日を終えた。

　一方、今季2勝目を狙う野村敏京は、立ち上がりの4ホールをボギーとバーディが交互に来る慌ただしい出だしに。9番からの連続ボギーで一時1オーバーとするも、14番、18番で取り返し、5バーディ、4ボギーの1アンダー71で27位タイにつけた。また、横峯さくらは1オーバー73で43位タイ。宮里藍は7番パー5でトリプルボギーを喫するなど、5オーバー77と崩れ、59位タイと大きく出遅れている。

　リーダーボードのトップは、ともに5アンダー67で回ったイ・ミンジ（豪）とキャンディ・クン（台）。美香と同じ3位タイには、ロレックスランキング（女子世界ランキング）No.2のインビー・パーク（韓）、スーザン・ピーターセン（ノルウェー）、リー・アン・ペース（南ア）が並んでいる。

　同No.1のリディア・コ（ニュージーランド）が2バーディ、1ボギーの1アンダー71で、ステイシー・ルイス（米）、同No.3のレクシー・トンプソン（米）らと並び27位タイ。ミッシェル・ウィー（米）は3オーバー75で53位タイとなっている。