現地時間17日付で最新の世界ランキングが発表され、米男子ツアーのソニーオープンイン ハワイで日本勢トップの33位タイに入った片岡大育は8つ上げて同ランク187位。セカンドカットにかかった石川遼は1ランクダウンの同103位となった。

　同大会には日本人選手7名が出場し、そのうち最終ラウンドに進出したのは片岡、宮里優作、谷原秀人の3人。70位タイに終わった宮里は8つ下げて同ランク98位、73位だった谷原は6つ下げて同121位となった。これにより、宮里は同ランクで日本勢5番手に後退。また、石川同様にセカンドカットにかかった小平智も同ランク113位に後退し、片岡以外の出場選手は軒並み順位を下げる結果となった。

　一方、試合出場の無かった松山英樹は同ランク17位をキープ。ユーラシアカップに出場した片山晋呉は1つ下げて同59位となり、現時点では同選手らがリオデジャネイロ五輪出場圏内となっている。3番手は84位の池田勇太、続く藤本佳則は94位につける。なおリオ五輪の出場選手は、今年7月11日時点のオリンピックランキング（世界ランクに基づく）によって決定し、世界ランク15位までの選手は各国4人までが出場可能。

　プレーオフの末にソニーオープンを制したファビアン・ゴメス（アルゼンチン）は、46ポイント加算で前週の同ランク112位から自己最高の55位にジャンプアップ。アルゼンチン勢ではエミリアーノ・グリーヨ（同32位）に次ぐ2番手につけており、ツアー通算2勝目で五輪出場に向けて大きく前進した。また同大会のプレーオフでゴメスに敗れたブラント・スネデカー（米）は、前週の同34位から24位に浮上している。

　世界ランクトップ3は1位ジョーダン・スピース（米）、2位ジェイソン・デイ（豪）、3位ローリー・マキロイ（北アイルランド）のまま。前週6位のヘンリック・ステンソンがリッキー・ファウラー（米）と入れ替わりで5位に順位を上げている。また、ソニー・オープンで9位タイに入ったザック・ジョンソン（米）は同11位に1ランクアップとなった。