海外男子
プレーオフ6ホール目で決着 M.クーチャーが優勝!
2009年10月6日(火)午前11:58
月曜日までもつれ込んだ激戦は、サドンデス6ホール目でようやく決着がついた。
マット・クーチャー(米)とボーン・テイラー(米)が通算17アンダーに並んで一歩も譲らずプレーオフとなり、2ホールを終えてもケリがつかずに日没サスペンデッドとなった米男子ツアーのフォールシリーズ初戦、ターニング・ストーン・リゾート選手権(ニューヨーク州ベロナ、アツニョテGC at ターニング・ストーン・リゾート)。現地時間5日にプレーオフ3ホール目からプレーが再開された。
一夜明けても2人の戦いは激しさを増すばかり。13番パー4で行われたこの日最初のプレーオフ3ホール目は、テイラーがボギー。クーチャーは1.2メートルのパーパットを入れれば優勝だったがこれがカップになめられてしまい、テイラーは命拾いした。
続く2ホールも引き分けて、ようやく勝負が決まったのは6ホール目の13番パー4だった。テイラーがティーショットをフェアウェイ右サイドの池に入れてダブルボギーを叩く間に、クーチャーがグリーン右のラフから寄せてパーセーブ。「たったあれだけのパットなのにものすごくナーバスになった」(クーチャー)と言う緊張感の中、7年ぶりとなるツアー2勝目を勝ち取った。
共に30代前半、脂の乗り切った同世代の2人が繰り広げた78ホールに及ぶ戦いは、賞金ランキング125位以内に入って来季の出場権を争うサバイバルレースのフォールシリーズにふさわしいもの。勝ったクーチャーは賞金ランキング59位で大会に臨んだためシード落ちの不安はなかったが、131位のテイラーは必死の形相だった。プレーオフには敗れたが、これで同ランク72位にまで躍進し、来季は安泰。「(ツアー)カードをキープすることにトライしたので目標は達成した。いい戦いだった」と、ホッと胸をなでおろしていた。
マット・クーチャー(米)とボーン・テイラー(米)が通算17アンダーに並んで一歩も譲らずプレーオフとなり、2ホールを終えてもケリがつかずに日没サスペンデッドとなった米男子ツアーのフォールシリーズ初戦、ターニング・ストーン・リゾート選手権(ニューヨーク州ベロナ、アツニョテGC at ターニング・ストーン・リゾート)。現地時間5日にプレーオフ3ホール目からプレーが再開された。
一夜明けても2人の戦いは激しさを増すばかり。13番パー4で行われたこの日最初のプレーオフ3ホール目は、テイラーがボギー。クーチャーは1.2メートルのパーパットを入れれば優勝だったがこれがカップになめられてしまい、テイラーは命拾いした。
続く2ホールも引き分けて、ようやく勝負が決まったのは6ホール目の13番パー4だった。テイラーがティーショットをフェアウェイ右サイドの池に入れてダブルボギーを叩く間に、クーチャーがグリーン右のラフから寄せてパーセーブ。「たったあれだけのパットなのにものすごくナーバスになった」(クーチャー)と言う緊張感の中、7年ぶりとなるツアー2勝目を勝ち取った。
共に30代前半、脂の乗り切った同世代の2人が繰り広げた78ホールに及ぶ戦いは、賞金ランキング125位以内に入って来季の出場権を争うサバイバルレースのフォールシリーズにふさわしいもの。勝ったクーチャーは賞金ランキング59位で大会に臨んだためシード落ちの不安はなかったが、131位のテイラーは必死の形相だった。プレーオフには敗れたが、これで同ランク72位にまで躍進し、来季は安泰。「(ツアー)カードをキープすることにトライしたので目標は達成した。いい戦いだった」と、ホッと胸をなでおろしていた。








