石川は1打差2位タイの好発進! 単独首位にツアー6勝の平塚
2015年11月26日(木)午後5:31
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国内男子ツアーのカシオワールドオープンゴルフトーナメントが26日、高知県のKochi黒潮カントリークラブにて開幕し、第1ラウンドの競技を終了。ツアー通算6勝の平塚哲二が5アンダー67で単独首位に立つ中、ホストプロの石川遼は1打差2位タイにつけた。
9月のANAオープン以来となる今季国内2勝目を狙う石川。インスタートの初日は前半17番までをパープレーと序盤から我慢の展開が続くも、迎えた18番でついにバーディが先行する。これでリズムをつかんだか、後半は立ち上がりの2番から幸先良くスコアを伸ばすと、以降もボギーを叩くことなく6番、8番と順調にバーディを重ね、4バーディ、ノーボギーでホールアウト。今季2度目のホストVへ好スタートを切っている。
今月6日に44歳の誕生日を迎えた平塚は、5バーディ、ノーボギーの安定したゴルフでリーダーボードのトップに躍り出た。同選手は今年2月に左ひじの手術を受け、石川が今季初勝利を挙げたANAオープンで約1年ぶりにツアー復帰。今季は同大会での16位タイがこれまでの最高だが、2日目以降もこの勢いを保ち、約4年ぶりの白星をつかめるだろうか。
トップと1打差の2位タイには、石川と小林伸太郎、チョ・ミンギュ(韓)の3人が並び、さらに1打差の5位タイに谷原秀人、小林正則ら4人が続いた。前週からの連勝を狙う宮里優作は1アンダー71の17位タイにつけている。
また、今大会で賞金王を確定させたい金庚泰(韓)は、ツアー30勝目を狙う昨季覇者・片山晋呉や開催コース所属の片岡大育らとともにイーブンパー72の39位タイ。賞金ランク3位の池田勇太は1オーバー73の53位タイと後方からのスタートとなった。