昨季覇者・松山は17位タイ 石川は29位タイ発進 首位は竹谷
2015年11月19日(木)午後4:23
国内男子ツアーのダンロップフェニックスが19日、宮崎県のフェニックスカントリークラブを舞台に第1ラウンドの競技を終了。ツアー1勝の竹谷佳孝が6アンダー65で単独首位に立つ中、昨季覇者のホストプロ・松山英樹は1アンダー70の17位タイ、今季2勝目を狙う石川遼はイーブンパー71で29位タイにつけた。
大会史上5人目の連覇を狙う松山は、ボギー発進となった前半を2バーディ、2ボギーで回ってイーブンパーの折り返し。迎えた後半は2番バーディ、3番ボギーと伸ばし切れない展開となったが、直後4番で再びアンダーパーとすると、その後はパープレーを続けてホールアウト。同組のダニー・リー(ニュージーランド)らとともにトップと5打差の位置で初日を終えている。
4アンダー67の単独2位は宮里優作。3アンダー67の3位タイに池田勇太、高山忠洋、星野英正ら5人が並んだ。賞金ランキング2位の池田は後半1番からの連続バーディで一時4アンダーとしたが、以降は7番のボギーで一歩後退。2日目にトップとの3打差をどこまで詰められるかが今季2勝目へのカギとなる。
そのほか、石川遼は4バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの内容。9月のANAオープンに続く国内Vへ向けて、初日好発進とはならなかった。前週大会からの連勝を目指す片山晋呉は1アンダー70で松山と並ぶ17位タイ。欧州ツアー4勝のマッテオ・マナセロ(伊)は、4オーバー75でジミー・ウォーカー(米)とともに73位タイに沈む。なお、過去に同大会3連覇を経験している尾崎将司は、右脇腹痛により途中棄権となっている。