B.ワトソン、片山らがトップタイに 石川はスコアを伸ばせず
2015年11月13日(金)午後3:48
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国内男子ツアーの三井住友VISA太平洋マスターズが13日、静岡県の太平洋クラブ 御殿場コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。バッバ・ワトソン(米)が3アンダー69でラウンドし、通算12アンダーでトップタイで決勝ラウンドを迎えることとなった。
初日に「63」を叩きだしたワトソン。アウトスタートとなったこの日は、4番までに2つのバーディをマークしたものの、6番パー5でボギーを叩くと、後半に入り12番でもスコアを落として貯金を吐き出してしまう。それでも、13番から連続バーディ、さらに17番パー3もバーディとし、5バーディ、2ボギーの内容でホールアウト。「68」で回った片山晋呉、タンヤゴーン・クロンパ(タイ)と並んでリーダーボードのトップをキープ。昨季は第3ラウンドで崩れて優勝を逃したが、リベンジとなるだろうか。
一方、11位タイから出た石川遼はイーブンパー72とスコアを伸ばせず、通算4アンダー29位タイに後退。「良いショットは打てていた」と話しながらも、前半を1オーバーで折り返すと、10番からの連続バーディで一時アンダーパーとしたが、16番でボギーを喫し4バーディ、4ボギーでホールアウト。トップとは8打差がついたが、まずはムービングサタデーに猛チャージを狙う。
その他上位は、通算11アンダー4位タイに6アンダー「66」を叩きだした武藤俊憲と宮里優作。通算9アンダー6位タイには貞方章男と朴相賢(韓)がつけている。通算8アンダー7位タイには、プラヤド・マークセン(タイ)、永野竜太郎ら。35位タイから出た2週連続優勝を狙う谷原秀人は「67」で通算7アンダー12位タイに浮上している。