米女子ツアーのISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンが現地時間16日、オーストラリアのロイヤル・アデレードGCを舞台に開幕。野村敏京が大会連覇に挑む。

　昨季大会で最終日をトップタイから出た野村は7アンダー「65」でラウンド。世界女王のリディア・コ（ニュージーランド）にサンデーバックナインで一時は追いつかれたものの、振り切って日本人選手として約4年ぶりとなる優勝を果たした。昨季2勝を挙げた野村にとって初めてディフェンディング・チャンピオンとして迎える大会となるがどのようなプレーを見せるのか注目だ。

　また、日本勢はその他にも4名が出場。開幕戦で24位タイに入った上原彩子、ツアールーキーの畑岡奈紗、そして今季初戦となる横峯さくらに加えて、昨季国内ツアーで初優勝を飾った松森彩夏もフィールド入りを果たしている。

　海外勢も昨年のリベンジを狙うコもはじめ、アリヤ・ジュタヌガーン（タイ）、ブルック・ヘンダーソン（カナダ）、ハナ・ジャン（韓）といった世界ランキング上位のプレーヤーが参戦。開幕戦優勝のブリタニー・リンシコム（米）は出場しないが、2014年以来の優勝を狙うミッシェル・ウィー（米）もフィールド入りしている。