現地時間8日、欧州ツアーのザ・ブリティッシュ　マスターズが英国のＷｏｂｕｒｍ　ＧＣを舞台に第1ラウンドの競技を終え、2013年全米アマ王者マシュー・フィッツパトリック（英）が「64」をマーク。フィールド最年少の21歳がツアー初勝利＆地元Vへ最高のスタートを切った。

　出場過去7試合でトップ3入りが3度と好調続くフィッツパトリック。この日はイーブンパーで迎えた前半5番から立て続けに2バーディを奪うと、さらに直後の7番イーグルで4アンダーの折り返し。バックナインでは上り2ホール連続バーディなどで3つ伸ばし、1イーグル、6バーディ、1ボギーの7アンダー64でリーダーボードのトップに躍り出た。

　トップと1打差の2位タイには今季1勝のソレン・ケルドセン（デンマーク）やリー・スラッテリー（英）ら4人が続き、シェーン・ロウリー（アイルランド）、パドレイ・ハリントン（アイルランド）ら6人がさらに1打差の6位タイにつけた。元世界ランキングNo.1で地元英国出身のルーク・ドナルド（英）は4アンダー67で12位タイと上々の滑り出しを見せている。

　大会ホストとして大会を盛り上げるイアン・ポルター（英）は、5バーディ、2ボギーの3アンダー68で18位タイ発進。同じく地元出身の2007年大会覇者リー・ウェストウッド、世界ランク25位のダニー・ウィレットは2アンダー69の27位タイにつけた。そのほか、前週大会でツアー通算3勝目を挙げたトービヨン・オルセン（デンマーク）、ミゲール・A・ヒメネス（スペイン）は1オーバー72で72位タイとなっている。