金亨成はプレーオフを制し、今季初勝利 石川は6位タイ
2015年10月4日(日)午後5:24
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国内男子ツアーのトップ杯東海クラシックは4日、愛知県の三好CC西Cを舞台に最終ラウンドの競技を終了。金亨成(韓)がプレーオフの末に優勝し、今季初勝利を手にした。
トップと2打差の6位タイから出た金は、前半こそ3番でボギーが先行するなどスコアを1つ伸ばすにとどまったが、サンデーバックナインに入って猛チャージ。5バーディ、ノーボギーと一気にリーダーボードを駆け上がり、7バーディ、1ボギーの6アンダー66でホールアウト。最終ラウンドを「67」で回った片山晋呉と通算12アンダーで並び、優勝の行方はプレーオフへと託されることとなった。
迎えたプレーオフ2ホール目。金は2打目をしっかりとピンに寄せてチャンスにつけたものの、片山はパーオンに失敗。チップインを狙った第3打も外れると、金がしっかりとバーディパットを沈めて勝負あり。昨年5月の中日クラウンズ以来となるツアー通算3勝目を挙げた。
通算10アンダーの3位タイには、単独首位からスタートした選手会長の池田勇太と朴相賢(韓)。通算9アンダーの単独5位には小田龍一が入っている。1打差の3位タイから逆転を狙った石川遼は、アンダー71とスコアを伸ばせず。通算8アンダーで、この日「66」をマークした川村昌弘、S・H・ペク(韓)と並んで6位タイに終わっている。
賞金ランキングでトップを走る金庚泰(韓)は、通算6アンダーで宮里優作とともに10位タイ。プラヤド・マークセン(タイ)が通算5アンダー単独12位、武藤俊憲と近藤共弘は通算4アンダー13位タイとなっている。