石川が今季ツアー初戦でタイトル獲得! ホストVでツアー12勝目
2015年9月20日(日)午後4:50
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国内男子ツアーのANAオープンゴルフトーナメントが20日、北海道の札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。首位タイから出た石川遼が通算16アンダーで逃げ切り、今季初白星となるツアー通算12勝目を手にした。
ホストプロ・石川は前半5番でバーディを先行。直後6番でボギーを喫するも、7番で15メートル近いバーディパットを沈めてすぐさま取り返す。さらに、1ボギーを挟んだ9番パー5でも3打目のナイスアプローチからバーディを奪い、出入りは激しいながらも粘り強いゴルフで1アンダーのまま前半を折り返す。
迎えた後半は13番から連続バーディをマークすると、そこから最終ホールまでパープレー。2位宮里優作と2打差で迎えた最終18番では、ティーショットが大きく右に外れるトラブルも、巧みなセカンドショットから決勝のパーパットを沈める勝負強さを見せ、今季ツアー初戦にして早速のタイトルを掲げてみせた。
ツアー3勝目を逃した宮里は通算14アンダーの単独2位。通算13アンダーの3位には李京勲(韓)が入り、この日2アンダー70で回った昨季覇者・宮本勝昌が通算12アンダーの4位に続いている。
そのほか、前日にコース新の「61」でトップに立った小田孔明は、14番パー4のダブルボギーなどが響き、3オーバー75で池田勇太、片岡大育らと並ぶ通算10アンダー6位タイ。片山晋呉、プラヤド・マークセン(タイ)らが通算9アンダー11位タイとなっている。