米女子ツアーのキャンビア・ポートランド・クラシックが現地時間13日、オレゴン州のコロンビア・エッジウォーターCCを舞台に開幕。宮里藍と宮里美香が2アンダー70で回り、35位タイで初日を終えた。

　2012年に今大会を制している美香は、立ち上がりの1番でバーディを奪うなど前半を1アンダーで折り返す。後半に入ると12番から連続バーディを奪うと、終盤の17番でボギーを叩いたものの4バーディ、2ボギーでホールアウトとなった。また、2010年大会覇者の藍は、後半の3番までイーブンパーのプレーとなったが、4番からの3ホールで2バーディを奪取。両者ともに2012年以来トロフィからは遠ざかっているが、日本勢が過去に3勝している今大会で優勝争いに絡むことはできるだろうか。

　野村敏京はインスタートの前半、15番から連続ボギーを叩くも17番で1つ取り返して1オーバーで後半へ。6番からの連続バーディで1アンダーまでスコアを持っていくも、8番でボギーを喫し、3バーディ、3ボギーのイーブンパー72でホールアウト。2バーディ、2ボギーでプレーした上原彩子とともに76位タイとなっている。

　インスタートとなった横峯さくらは、前半最後の18番パー4でダブルボギー、さらに折り返した1番もボギーを叩いてしまう。6番から連続バーディを奪取し、1オーバー73までスコアを戻したものの97位タイと予選突破へは2日目での巻き返しが必要となった。有村智恵は4バーディ、5ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフで3オーバー75の127位タイとなっている。

　リーダーボードのトップにはサンドラ・チャンキジャ（米）、エイミー・アンダーソン（米）が7アンダー65で並んだ。トップと1打差の3位タイには、ルーキーのブルック・ヘンダーソン（カナダ）、アリソン・リー（米）など3選手がつけている。ロレックスランキング（女子世界ランキング）No.2のリディア・コ（ニュージーランド）は2アンダー70で35位タイ、同No.3のステイシー・ルイス（米）は1アンダー71で57位タイとなっている。