L.スラッテリーが今季初勝利! D.ホージーは単独3位で連覇ならず
2015年9月7日(月)午前9:50
欧州ツアーのM2Mロシアンオープンは現地時間6日、ロシアのスコルコボGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。リー・スラッテリー(英)が2アンダー69で回り、通算15アンダーで今季初勝利を挙げた。
後続に2ストロークのリードを持ってスタートしたスラッテリー。1番で幸先よくバーディを奪うも、2番、6番でボギーを喫して一時はトップから陥落。しかし、サンデーバックナインに入り、11番、14番のバーディで再逆転に成功し、17番でもスコアを伸ばして4バーディ、2ボギーでホールアウト。2011年以来となるツアー2勝目を手にした。
今季はトップ10入りがわずかに2回と苦しいシーズンを送っていただけに、大きな白星となった。「とても難しいシーズンだったが、1年をこうした勝利で締めくくるのは良いことだ。これで来年のプランも立てられるし、自分がいるべき場所でプレーができる」と安堵。再逆転を決めた14番のロングパットは「(トップにいたタノ・)ゴヤが13番でボギーを叩いたのは分かっていた。これを決められればチャンスをつかめると考えたんだ」と、まさに値千金のパッティングだったことを明かしている。
トップと1打差の単独2位には、タノ・ゴヤ(アルゼンチン)。通算13アンダー単独3位にはディフェンディング・チャンピオンのデビッド・ホージー(英)が入っている。マイケル・ホーイ(北アイルランド)、オスカー・ヘニングソン(スウェーデン)らが通算12アンダーで4位タイとなっている。