米女子ツアーの今季メジャー第3戦、全米女子オープンゴルフ選手権 conducted by the USGAが現地時間12日、ペンシルベニア州のランカスターCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。今大会初出場のチョン・インジ（韓）が通算8アンダーにスコアを伸ばし、前日トップのエイミー・ヤン（韓）を1打差でかわしてツアー初勝利を挙げた。

　首位と4打差の3位タイから出たチョンは、立ち上がり3ホールで2つスコアを伸ばすと、7番パー5ではこの日3つ目のバーディを奪う。しかし直後の8番でボギーを喫すると、10番でも1つスコアを落として優勝争いから一歩後退。それでも12番のバーディでトップと1打差に迫ると、15番からの3連続バーディで一気に順位を上げ、1オーバー71とスコアを落としたヤンを逆転しての勝利を飾った。

　惜しくも優勝を逃したヤンは通算7アンダー単独2位。通算5アンダーの3位タイにはロレックスランキング（女子世界ランキング）No.1のインビー・パーク（韓）と同No.3のステイシー・ルイス（米）が入った。通算3アンダー5位タイには大山志保やモーガン・プレッセル（米）、ルーキーのブルック・ヘンダーソン（カナダ）ら6人が並んでいる。

　そのほか、ディフェンディング・チャンピオンのミッシェル・ウィー（米）は通算イーブンパーの足踏みで最終日を終え、通算2アンダー単独11位で今大会を終了。世界ランクNo.2のリディア・コ（ニュージーランド）は2アンダー68とスコアを伸ばし、通算1アンダー12位タイで4日間を終えている。

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