F.ザノッティが「63」で6打差逆転! D.ウィレットは失速
2017年2月13日(月)午前9:42
欧州、アジア両ツアー共催のメイバンク選手権マレーシアは現地時間12日、マレーシアのサウジャナG&CCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。ファブリツィオ・ザノッティ(パラグアイ)が9アンダー「63」を叩き出し、通算19アンダーで逆転優勝を果たした。
トップと6打差から最終日をスタートしたザノッティは、前半からノーボギーの4アンダーと順調にスコアを伸ばすと、サンデーバックナインに入っても勢いは落ちず。13番、15番でバーディをマークすると、17番でもスコアを伸ばして単独首位に。すると、最終18番パー5では2オンに成功し、値千金のイーグルパットを沈めてツアー通算2勝目を手にした。
一方、デビッド・リプスキー(米)は10番から4連続バーディを奪うなど一時首位に立ったものの、1打ビハインドで迎えた最終18番でバーディを奪うことができず。通算18アンダー単独2位に終わっている。ベルント・ウィースバーガー(オーストリア)が通算17アンダー単独3位に入った。
3打差の単独首位から出たマスターズ王者のダニー・ウィレット(英)は、前半を2バーディ、2ボギーで折り返すと、後半はボギー先行の苦しいラウンドに。トータル4バーディ、5ボギーの1オーバー73とスコアを落とし、リードを活かせず通算15アンダー5位タイに終わっている。世界ランキング25位のラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)は通算5アンダーで、金庚泰(韓)らと並んで34位タイ。川村昌弘は3オーバー75と崩れ、通算イーブンパー59位タイに沈んでいる。