米女子ツアーのキングスミル選手権は現地時間17日、バージニア州キングスミル・リゾート リバーCを舞台に最終ラウンドを行ったが、全選手がホールアウトできず荒天サスペンデッドが決定。決着は翌日に持ち越されることとなった。日本勢は全員がフィニッシュしており、前日猛チャージを見せた宮里藍がスコアを1つ伸ばし、通算4アンダー暫定20位タイで4日間を終えた。

　藍は最終ホールをバーディで締めくくるなど、3バーディ、2ボギーの1アンダー70でラウンド。初日に「73」で出遅れながらもそれ以降持ち直し、今季3度目のトップ20フィニッシュが確定した。横峯さくらも最終日1イーグル、3バーディ、2ボギーの3アンダー68と好スコアで、通算3アンダー暫定25位タイに浮上している。

　野村敏京は横峯と同じく通算3アンダーでホールアウト。1イーグル、2バーディ、3ボギーで、初日、3日目に続き「70」で回った。有村智恵はイーブンパー71で終え、通算4オーバーの暫定72位タイだった。

　上位は3位タイから出たイ・ミンジ（豪）が、11番からの5ホールで5アンダーとする圧巻のゴルフを披露。15ホールを終えて通算16アンダーで暫定トップに立ち、後続に4打差をつけている。アリソン・リー（米）が14番までを終えて通算12アンダーで暫定単独2位で追う。キム・ヒョージュ（韓／16ホール終了）、リュウ・ソヨン（韓／14ホール終了）、ポーラ・クリーマー（米／14ホール終了）、ペリーン・デラクール（仏／14ホール終了）もラウンド中で通算10アンダー。先にホールアウトしているスーザン・ピーターセン（ノルウェー）と並んで暫定3位タイにつけている。

　ロレックスランキング（女子世界ランキング）No.1のリディア・コ（ニュージーランド）は通算5アンダーの暫定16位タイで終えた。

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