D.ウィレットが逆転でツアー2勝目 L.ドナルドはバースデーV逃す…
2014年12月8日(月)午後1:51
欧州ツアーの2014-15シーズン開幕戦 ネッドバンク・ゴルフチャレンジは現地時間7日、南アフリカのゲーリー・プレーヤーCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。この日、トップと1打差の単独2位から出たダニー・ウィレット(英)が、通算18アンダーまでスコアを伸ばし、逆転で2012年のBMWインターナショナル以来となるツアー2勝目を達成した。
前日「65」の猛チャージで一気にリーダーボードを駆け上がったウィレットは、最終日も好調さそのままにノーボギーの6アンダー66をマーク。後続に4ストローク差をつけ、2年ぶりの勝利の瞬間に酔いしれた。ニック・ファルド、リー・ウェストウッドに続く英国勢チャンピオンとなった27歳は「そうそうたる面々に続くことになった」。
「ここの9番ホールを歩いてくるのは常にいい気持ちにさせてくれる。コース小道の左側に歴代王者の名が刻まれていて、どれだけの素晴らしい選手たちが今の自分と同じようにこの橋を渡り、素晴らしい1週間を過ごしてきたのかということを気付かされるんだ。またここへ戻ってきて、勝てればいいね」と、早くも連覇に意欲を見せている。
通算14アンダー単独2位にロス・フィッシャー(英)。ウィレットと同じく12年以来のツアー優勝を狙った元世界ランキングNo.1のルーク・ドナルド(英)は、単独トップから出たものの、この日は4ボギー(3バーディ)を叩いて失速。通算12アンダー単独3位で自身の37回目の誕生日を勝利で祝うことは出来なかった。
以下上位陣は、通算9アンダー単独4位にマルセル・シエム(独)、通算7アンダー単独5位にキラデク・アフィバーンラト(タイ)、通算6アンダー単独6位にミゲール・A・ヒメネス(スペイン)。一方、10位タイから上位進出を狙ったアレクサンダー・レヴィ(仏)は9番パー5で10打を費やし「78」。通算4オーバー21位タイに終わっている。