米女子ツアーのカナディアン・パシフィック女子オープンが現地時間20日、カナダのバンクーバーGCを舞台に開幕し第1ラウンドの競技を終了。宮里美香と有村智恵が1アンダー71で回り21位タイにつけた。

　インスタートとなった美香は14番でこの日最初のバーディを奪うと、16番でもスコアを伸ばし2アンダーで折り返す。しかし後半は4番でボギーを叩くと、その後はスコアを伸ばすことが出来ず。2バーディ、1ボギーでホールアウトとなった。同じくインスタートの有村は13番パー5でイーグルを奪うと、16番をボギーとするも1アンダーでハーフターン。後半に入り6番までに2つスコアを伸ばしたが、終盤の8番パー4で痛恨のダブルボギーを喫し、1イーグル、3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの内容だった。

　横峯さくらは上がり2ホールを連続バーディとし、3バーディ、3ボギーのイーブンパー72。宮里藍も2バーディ、2ボギーで回り、両者ともに47位タイ発進となっている。一方、野村敏京はインスタートの13番でバーディを先行させるも、3バーディ、4ボギーの1オーバー73で71位タイ。上原彩子はノーバーディ、4ボギーの4オーバー76で124位タイと大きく出遅れている。

　7アンダー65で単独首位に立ったのはフランスのカリーン・イシャー。最終組でスタートすると、前半だけで5バーディをマーク。後半も10番から連続バーディを奪うと、18ホールをノーボギーでまとめて、ツアー初勝利に向けて最高の出だしとなった。

　トップと2打差の単独2位には今大会過去2勝のリディア・コ（ニュージーランド）。4アンダー68の3位タイにはロレックス・ランキング（女子世界ランキング）No.3のステイシー・ルイス（米）ら4選手が並んでいる。2週連続優勝を目指す17歳のブルック・ヘンダーソン（カナダ）は2アンダー70で13位タイ。同No.1のインビー・パーク（韓）は3バーディ、2ボギーの1アンダー71で21位タイとなっている。