全英OPを戦った猛者たちがスイスに集結 全英6位タイのS.ガルシアは「正しい場所にボールを落とさないといけない」
2015年7月23日(木)午前10:51
(写真提供:Getty Images)
欧州、アジア両ツアー共催のオメガ ヨーロピアンマスターズは現地時間23日、スイスのクランシュルシエルGCを舞台に開幕。前週の全英オープンを戦ったトッププレーヤー達がスイスの地で火花を散らす。
今週のフィールドには、ゴルフの聖地を戦ったセルヒオ・ガルシア(スペイン)、ダニー・ウィレット(英)、パトリック・リード(米)など豪華な面々が集結。また、欧州勢でもトンチャイ・ジェイディ(タイ)、ジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ)、リッチー・ラムゼイ(スコットランド)らが参戦し、ハイレベルな戦いとなる事は間違いない。
なかでも「タフなコンディションだったが、良いプレーが出来たと思う」と6位タイに入った全英オープンを振り返ったガルシアは「(先週は)長い1週間で少し疲れたけど、開幕に向けての準備は万端だ」とスイスでの戦いに意気込んでいる様子だ。
ガルシアは、舞台となるクランシュルシエルGCについて「とても楽しいコースだと思う」と話した一方で「グリーンは大きくないから、バーディチャンスを得るためには、アイアンショットの正確性が求められる。トリッキーな部分もあって、グリーンエッジの周りには多くの傾斜があり、正しい場所にボールを落とさないといけない」とアイアンショットの精度が必要になるとの見方を示した。
また、昨年までは8月末から9月にかけて行われていた今大会だが、今年からスケジュールが変更となった。これについても「以前は、米ツアーのプレーオフシリーズとの兼ね合いが難しかったから、日程の変更は有り難いね」と歓迎ムード。元世界No.1のリー・ウェストウッド(英)も「ここは素晴らしい土地だ。特にこの時期はね」と7月開催を喜んだ。
また、日本勢では川村昌弘が出場。海外の大会にも積極的に参加する若武者だが、欧州ツアーへの出場は5月のアフラシアバンク・モーリシャスオープン以来。同大会では5位タイと健闘したが、今回は強豪相手にどのようなプレーを見せるのか注目だ。
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欧州ツアーとアジアンツアーの共催競技。昨年同様、スイスのクラン・シェル・シエール・ゴルフクラブで開催される。昨年は、首位と3打差で最終日を迎えた米国のデビッド・リプツキーが、イーグルを含む「65」をマーク。嬉しいツアー初優勝を飾った。風光明媚なスイスの山脈臨む今大会、頂上に立つのは?
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