小田孔が初の賞金王決める? 石川はホストプロ大会
2014年11月26日(水)午後0:27
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国内男子ツアーの今季フルフィールド最終戦 カシオワールドオープンゴルフトーナメントは27日、高知県のKochi黒潮カントリークラブを舞台に開幕。シーズンも残り2戦、今大会で決着する“来季シード権争い”“最終戦出場権争い”も見どころのひとつだが、今週はやはり『小田孔明が初の賞金王を決めることが出来るか』ということが焦点となりそうだ。
現時点で賞金ランキング2位の藤田寛之に、約1,700万円差をつけトップに立つ小田。最終戦 ゴルフ日本シリーズJTカップ(12月4?7日/東京都、東京よみうりカントリークラブ)の優勝賞金は4,000万円のため、その差をあと約1,300万円ほど積み重ねることが出来れば今週にもタイトルが決まる。もし仮に今大会で優勝となれば、その確率が高いわけだが。
しかも同大会は2008、09年と連覇を飾っている、小田にとって非常に相性の良いトーナメント。松山英樹が優勝した昨年大会も単独3位に入っている。前週のダンロップフェニックス最終日に体調不良を訴え、プレー後病院に向かったというニュースは気がかりなものの、火曜日には近所の小学生とスナッグゴルフを楽しむ元気な姿を見せており、期待しても良さそうだ。
藤田としても、ここは負けられないところ。その他、近藤共弘、岩田寛、谷原秀人、池田勇太といった賞金ランク上位勢も、勝って最終戦に逆転の可能性を残そうと意気込んでいる。また、今週は石川遼がホストプロとして参戦。11月からの国内連戦ではいずれも結果を残せていないが、妹の葉子さんとのタッグで石川らしいバーディ攻勢による優勝争いを見せて欲しい。