“諦めない”H.ステンソンが連覇! 来季の目標はメジャー制覇
2014年11月24日(月)午後2:09
欧州ツアーの今季最終戦 DPワールド・ツアー選手権ドバイは現地時間23日、UAEのジュメイラ・ゴルフ・エステーツを舞台に最終ラウンドの競技を終了。ディフェンディング・チャンピオンのヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が、通算16アンダーまでスコアを伸ばし自身初のタイトル防衛を達成した。
この日トップタイから出たステンソンは、前半を終えて2アンダーとまずまずのスタート。だが「ほとんどシャンクするような形で一直線に建物へ打ち込んでしまった」という11番パー4でダブルボギーを叩いてしまい、一時連覇に暗雲が立ち込める。しかし、そこで崩れなかった昨年覇者は、終盤の17番、18番で連続バーディを奪い、2年連続の栄冠を手にした。
問題のダブルボギーの場面に質問が及ぶと「あれには打ちのめされたけれど、僕はそこで諦めなかったんだ。しっかりと踏ん張って、何かが起こるのを待たなければならなかった」とネバーギブアップの精神が勝因と分析。来シーズンに向けて「メジャー制覇へ向け好調を維持したいと思っている」と、これまで逃し続けてきた悲願のメジャー制覇に意欲を見せた。
今季の年間王者ローリー・マキロイ(北アイルランド)は、ビクトル・ドゥブイソン(仏)、ジャスティン・ローズ(英)と共に通算14アンダーで2位タイ。通算13アンダー単独5位に入ったシェーン・ロウリー(アイルランド)は、世界ランキング50位以内に入ることが濃厚で、来年のマスターズ(2015年4月9?12日/ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC)行きをほぼ確定させている。