米男子ツアー開幕戦をプレーオフの末に制した男が大躍進を遂げた。

　先週行われた米男子ツアーの開幕戦、ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズを制したジョナサン・バード（米）が、米国時間10日発表の最新世界ランキングで63人をゴボウ抜き。先週の121位から58位に一気に浮上した。一方、プレーオフでバードに敗れるも2位に入ったロバート・ギャリガス（米）も、149位から68ランクアップして81位に躍進している。

　また、欧州ツアーと南アフリカのサンシャインツアーとの共催大会であるアフリカ・オープンを制したルイス・ウーストハウゼン（南ア）は、2ランクアップの19位。昨年の全英オープン王者らしくジワジワと調子を上げてきた。

　1位リー・ウェストウッド（英）、2位タイガー・ウッズ（米）、3位マーティン・カイマー（独）、4位フィル・ミケルソン（米）の上位陣に変動なし。日本勢も、石川遼が35位、池田勇太が40位、藤田寛之が48位で前週までと変わっていない。