さくら、「100点に近いプレー」で3位タイに浮上！ パーオン率83.3％とショット好調も「気を引き締めてやりたい」
2015年4月25日（土）午前11:23
（写真提供:Getty Images）
台湾女子プロゴルフ協会との共催で開催される米女子ツアーのスインギング・スカートLPGAクラシックは現地時間24日、カリフォルニア州のレイクマーセドGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。横峯さくらが5アンダー67でラウンドし、通算6アンダー3位タイに浮上した。
初日を1アンダー71と日本人最上位の19位タイで終えた横峯。マンデー予選を通過した勢いそのままに、この日も好スコアをマークした。前半を2アンダーで折り返すと、後半でも13番から連続バーディを奪取し、18ホールを通じてノーボギーでホールアウト。「今日は100点に近いプレー」と会心のラウンドとなり「この難しいコースでボギーを打たなかったのはすごく良かった」とプレーを振り返った。
この日、特筆すべきはパーオン率。18ホール中15ホールでパーオンに成功し、83.3％を記録した。本人も「今日はショットが凄く良くて、あまりグリーンを外してないし、5?6メートルくらいのチャンスにつけることも多かった」と好調を実感。パッティングで決めきれないシーンがいくつかあったものの「今日はショートすることは無かったし、パッティングのフィーリングは良かったと思う」と、気にはなってはいないようだ。トップと3打差で大会を折り返し、ツアー初勝利も視界に捉えて決勝ラウンドとなるが「予選通過しても安心することなく気を引き締めてやりたい」と話した。
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また、初日を43位タイで終えていた宮里藍は、インスタートの前半で3つスコアを伸ばすと、バックナインの立ち上がり4ホールで2つボギーを喫するも、5番でバーディを取り返し、4バーディ、2ボギーの2アンダー70。通算1アンダー23位タイに順位を上げた。宮里美香も藍と同じく2アンダー70のラウンドで、通算イーブンパー30位タイとなっている。
一方、第1ラウンドで「79」と出遅れた上原彩子は、この日も3オーバー75と崩れ、通算10オーバー117位タイで予選落ち。初日を終えて28位タイにつけていた野村敏京は棄権を表明している。
単独トップは、7アンダー65と大きくスコアを伸ばしたブルック・ヘンダーソン（カナダ）。昨年プロ転向したばかりの元世界女子アマチュアランキングNo.1は、14番パー5でイーグルを奪うなど、1イーグル、6バーディ、1ボギーで回り、その実力を見せつける18ホールとなった。
トップと2打差の単独2位にチェ・ナヨン（韓）。また、連覇を目指すロレックスランキング（女子世界ランキング）No.1のリディア・コ（ニュージーランド）は、1バーディ、1ボギーでイーブンパー72とスコアを伸ばせず。初日の単独トップから、通算5アンダー5位タイに一歩後退している。
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