先日米ツアーでプロ転向する意向を持っていると語ったアマチュアの森田遥（高松中央高3年）が現在行われている予選会、クォリファイング・トーナメント（QT）セカンドステージ突破に王手をかけた。

　QTセカンドステージは現地時間2日、フロリダ州のプランテーションG＆CCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。初日71（パー72）、2日目73でプレーした森田は、この日も73で回って通算1オーバー36位タイと、ファイナルステージに出場できる上位80位（タイを含む）入りに大きく近づいた。渡米前には米ツアーへの夢を語った森田。最初の関門はなんとか突破できそうだ。

　一方、森田とともにQTセカンドに挑んだ片平光紀、久保啓子、比嘉真美子は苦しんでいる。片平は初日75、2日目74、3日目75で回って通算8オーバー108位タイ、久保は初日79、2日目77、3日目70でラウンドして通算10オーバー130位タイ、比嘉は初日74、2日目77、3日目76でプレーして通算11オーバー136位タイ。現在突破ラインは通算4オーバー（64位タイ）となっており、最終日のチャージが必須となってしまった。

　尚、現在トップは通算8アンダーのアリソン・リー（米／アマチュア）ら3人。通算3アンダー8位タイには、ステファニー・メドウ（北アイルランド）、アマチュアのイ・ミンジ（豪）ら、すでにレギュラーツアーで実績を残している選手がつけている。