石川、全英OP出場決められず 112位タイで予選敗退も「続けていくだけ。ひるまずにやりたい」
2015年6月27日(土)午前9:22
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(写真提供:Getty Images)
米男子ツアーのトラベラーズ選手権が現地時間26日、コネチカット州TPCリバー・ハイランズを舞台に第2ラウンドの競技を終了した。日本から唯一出場の石川遼は4オーバー74でホールアウト。通算2オーバー112位タイで予選敗退を喫し、目標としていた今大会での全英オープン(現地時間7月16?19日/スコットランド、セントアンドリュース)出場権獲得は叶わなかった。
51位タイから上位進出を目指した石川は、出だし10番パー4でティーショットを大きく右に外してペナルティーとなり、ダブルボギーでの最悪のスタートを切ってしまう。その後も13番で1つスコアを落とすと、前半ではバーディを奪えないまま3オーバーでハーフターン。後半も3番から連続ボギーを喫するなど悪い流れを払拭し切れず、以降は6番でこの日最初のバーディを記録するにとどまり、1バーディ、3ボギー、1ダブルボギーのラウンドで大会を終えることとなった。
「後半のショットはかなり良い感じになってきたので、徐々に徐々にかなと思う」とプレーの感触について語った石川は「(ショットに関して)手応えはあるが、特に前半ミスがあったので、また来週頑張れれば」と次戦に向けた意気込みをコメント。
また、パッティングに関して「ミドルパット、ロングパットのタッチが昨日から合っていなかったので、仕方がなかったと思う」と反省を口にしながら「続けていくだけ。ひるまずにやりたい」と前向きな姿勢を見せた。
単独首位から出たバッバ・ワトソン(米)は、通算11アンダーにスコアを伸ばしてリーダーボードのトップを堅守。前半をノーボギーの1アンダーで折り返すと、バックナインでもスコアを落とすことなく2バーディを重ね、3バーディ、ノーボギーの3アンダー67でホールアウトしている。2打差の2位タイにはブライアン・ハーマン(米)、ブライアン・スチュアード(米)、カール・ペターソン(スウェーデン)の3人が並んだ。
2位タイから出たキーガン・ブラッドリー(米)は、1アンダー69とスコアを伸ばしきれず通算7アンダー8位タイに後退。パワーランキング(優勝予想)3位のセルヒオ・ガルシア(スペイン)はツアー11勝のザック・ジョンソン(米)らとともに通算5アンダー20位タイに入った。
そのほか、優勝予想1位のブラント・スネデカー(米)は、元世界ランキングNo.1のルーク・ドナルド(英)、今季1勝のスティーブ・ボウディッチ(豪)、ビリー・ホーシェル(米)らと並ぶ通算4アンダー34位タイで予選ラウンドを通過している。
トラベラーズ チャンピオンシップは1?2日目生中継、決勝ラウンドダイジェスト!
毎年8万人のギャラリーを誇るツアー屈指の人気大会。会場となるTPCリバーハイランズは、6900ヤードを切るPGAツアーにしては短いが、正確なショットが求められる。15番ホールからの4ホールは、2008年王者、スチュアート・シンクが「世界で最もエキサイティングな上がり4ホール」と語る、ドラマチックさだ。混戦の昨年大会を制したのは、12番から7連続バーディーを奪って一気にトップに立ったケビン・ストリールマンだった。
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