欧州ツアーのオメガ・ドバイ・デザート・クラシックは現地時間1日、UAEのエミレーツGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。ローリー・マキロイ（北アイルランド）が、通算22アンダーまでスコアを伸ばし、今季初勝利を挙げた。

　後続に4ストロークのリードを持って最終日に挑んだマキロイは、出だしの3番でバーディを奪うも、7番で今大会2つ目のボギーを叩いてしまい、前半はイーブンパーで折り返す。それでもサンデーバックナインの10番、13番でスコアを伸ばし、3バーディ、1ボギーの2アンダー70でホールアウト。第2ラウンドで首位に立ってからは、つけ入る隙を与えないプレーぶりで、節目となるツアー10勝目を挙げた。

　プロ初勝利を挙げた舞台で再び歓喜の瞬間を迎えた現世界No.1は「再びトロフィーに名前を刻めて嬉しい。4日間を通じていいプレーができた。今日は3日目までのようにはいかなかったけど、優勝するのに必要な事ができたよ」と満足気。前々週のアブダビHSBCゴルフ選手権では1打差の2位タイに終わった悔しさを見事に晴らした。

　トップと3打差の単独2位にアレクサンダー・ノレン（スウェーデン）、通算16アンダーの単独3位にはスティーブン・ギャラハー（スコットランド）が入った。7打差の4位タイには、マーティン・カイマー（独）、ベルント・ウィースバーガー（オーストリア）ら5人が並んでいる。

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