欧州＆南ア・サンシャインツアー共催のツワネ・オープンは現地時間12日に開幕。前戦のイースト・ロンドンから、南アフリカを1000キロ移動したウォータークルーフのプレトリアCCを舞台に『南アフリカシリーズ』最後の戦いが始まる。

　昨年は5打差の単独首位から出たロス・フィッシャー（英）が、最終日を「70」にスコアをまとめ通算20アンダーで逃げ切り勝ち。途中1打差にまで迫られるも「他のことは考えず60台を出すことだけ」を目標に、4年ぶりのタイトルを獲得した。

　今年は開催地こそ変更となったが、好調をキープするフィッシャーにとってはそれほど痛手とはならないはず。現在、レース・トゥ・ドバイで3位につける同選手は、出場した直近の8大会で2度の次点を含む6度のトップ25入りを果たしている。

「今季は調子が良いんだ。それから少し休養を取ったので、今は気分も爽快でフレッシュな感じ。プレトリアへは心身ともに充実した状態で向かえるはずだ」と、自身初の欧州ツアータイトル防衛に自信を見せた。

　その他公式サイトでは、地元南アのジョージ・クッツェーとジャコ・ヴァン・ジル、飛距離が自慢のモルテン・マドセン（デンマーク）、ダークホースとしてスペインの元No.1アマチュア、ジョージ・カンピーヨを注目選手として挙げている。

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