今年の全米プロゴルフ選手権でメジャー初優勝を果たしてから、出場した欧州ツアーでも2連勝を飾ったマーティン・カイマー（独）が自己最高の世界ランキング4位に躍進した。

　米国時間11日に発表された同ランキングで、前週欧州ツアーのアルフレッド ダンヒル・リンクス選手権を制した25歳のカイマーが6位から2ランクアップ。1位タイガー・ウッズ（米）、2位リー・ウェストウッド（英）、3位フィル・ミケルソン（米）と変動のないトップ3に迫る勢いを見せている。また、米男子ツアーのフォールシリーズ第2戦、マクグラドレー・クラシックでツアー4 勝目を挙げたヒース・スローカム（米）が8つ順位を上げて56位。

　日本勢では、前週行われた国内男子ツアーのキヤノンオープンで単独2位に入った石川遼が52位から51位へと1ランクアップ。来年のマスターズ出場がかかる50位以内に手が届く位置にきた。池田勇太は58位から61位へ後退。キヤノンオープンで13年ぶりの復活優勝を遂げた横田真一は929位から377 位へ大きく順位を上げている。