石川は予選落ちが濃厚 「アイアンショットが悪すぎた」
2015年1月31日(土)午後4:30
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(写真提供:Getty Images)
米男子ツアーのウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンが現地時間30日、アリゾナ州のTPCスコッツデールを舞台に順延となった第1ラウンドの残りと第2ラウンドの競技を行ったものの、2日連続の日没サスペンデッドが決定。松山英樹が通算2アンダーの暫定27位タイとなり、決勝ラウンド進出が決定的となった。
石川遼は立ち上がりの13番パー5で2オンに成功し、バーディを奪う幸先の良い滑り出しを見せたものの、18番をボギーとし、嫌な流れを残したままバックナインへと向かうことに。すると、4番パー3では約2メートル、最終9番では約3メートルのパーパットを決めきれず。1バーディ、3ボギーの2オーバー73で暫定78位タイに後退した。カットラインまでは1ストロークとなっているが、当落線上のほとんどの選手がホールアウトしているため、予選落ちが濃厚となっている。
「アイアンショットが悪すぎた」
ホールアウト後のインタビューで真っ先に口にしたのはアイアンショットの不調だった。今年からギアを変更し、今大会のドライバーの最高飛距離は345Yとフィールド全体で7番目に良い。ところが、パーオン率は63.89%(41位T)、ショットのスコア貢献度(ストロークゲインドティートゥグリーン)は-1.364(99位T)とショットの精度に苦しんでいることがスタッツからもわかる。
また、「バーディがぜんぜん取れなかった。コースが攻略が全く出来ていない。」と予選ラウンド二日間でバーディが3個しか取れていないことも課題に挙げた石川。
2015年は二戦連続の予選落ちが濃厚となった石川。次週は昨年7位Tと優勝争いに加わり、石川自身も好きなコースだという「ファーマーズインシュランスオープン」に出場予定。得意コースでどのようなプレーを見せるか注目だ。
一方、第2ラウンドを29位タイからスタートした松山は、出だしの10番をボギーとすると、「良いショット打ったのに池に入ったのは変な感じがした・・・」と松山が話した11番ではティーショットを池に入れてしまいダブルボギー。さらに14番でもスコアを落とし、前半を4オーバーで折り返す。それでもバックナインに入ると、2番で約10メートルのバーディパットを沈めるなど、1番から3連続バーディをマーク。さらに6番パー4ではフェアウェイ左からの第2打をピンそば60センチにつけてバーディ。終わってみれば4バーディ、2ボギー、1ダブルボギーのイーブンパー71のラウンドとなった。
ラウンド後には「前半は4オーバー打ったけどそんなに悪く無かった。後半に入ってパットが入ってくれて良かったけどショットは前半の方が良かった。1番のバーディで流れが変わった。」とこの日のラウンドを振り返った松山。暫定27位から上位進出を目指して決勝ラウンドに臨む。
【動画】松山英樹、出だしスコアを落とすも後半1H?3Hで3連続バーディ!
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