（写真提供:Getty Images）

　現地時間23日に開幕する米男子ツアー、チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ（ルイジアナ州TPCルイジアナ）のパワーランキング（優勝予想）が発表され、ジャスティン・ローズ（英）が1位となった。

　ここ5年で毎年大会を制しているローズだが、今年は6試合に出場、そのうち半分の3試合で予選落ちを喫し、未だ優勝なし。それでも今季メジャー初戦マスターズでは連日アンダーパーでラウンドし、フィル・ミケルソン（米）と並ぶ2位タイに入った。同大会では、現地専門家の優勝候補筆頭に挙げられており、シーズン中盤を迎え徐々にその実力を発揮し始めていると評された。調子を取り戻してきた今、優勝への期待が高まっている。

　一方、ローズと同様に2015年に入ってから不安定なプレーが続いているファウラーは、5位にランクイン。WGC-キャデラック選手権とマスターズでは12位タイとなり、ビッグトーナメントでの強さはさすがのものを見せているが、その他の大会ではトップ20入りすら果たせていない。調子が上がらない中でも未だ予選落ちがないこと、オーガスタでの成績、そして2012年に10位タイだったことが今回の選出につながった。

　その他は、2位にマスターズ史上初の1ラウンド3イーグルを達成したダスティン・ジョンソン（米）、3位にファーマーズ・インシュランス・オープンで4人でのプレーオフを制したジェイソン・デイ（豪）、4位にヒュマナチャレンジin partnership with ザ・クリントンファウンデーションで惜しくも1打差で優勝を逃したブレンダン・スティール（米）が上位の顔ぶれとなっている。

　また、日本勢唯一の出場となるのは同大会初出場の石川遼。「悪い印象はないが難しい」とあまり慣れない地でのプレーに少し戸惑いがあるものの「目標は（毎日）4アンダーを目指したい。4アンダーを4日間続ければ上位にいられるような気がする」と気合が入っていることは間違いない。

　果たして、昨年の優勝スコア「通算19アンダー」に続くバーディラッシュが予想される今大会を制するのは誰だ？

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チューリッヒクラシック オブ ニューオリンズは予選ラウンド生中継！

音楽の都、ニューオリンズを舞台に1938年から開催されている伝統ある今大会は、毎年大勢のギャラリーで賑わうPGAツアーきっての人気イベントだ。ジャズ発祥地、ニューオリンズで、トッププレーヤー達の華麗なスイングが轟く。

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