現地時間7日より開幕する全米プロゴルフ選手権（ケンタッキー州バルハラGC）の予選ラウンドの組み合わせが1日に発表とされ、タイガー・ウッズ（米）とフィル・ミケルソン（米）が同組となったことがわかった。

　2人は2008年の全米プロ覇者パドレイ・ハリントン（北アイルランド）と同じ組に。大会初日の7日は午前8時35分（日本時間7日午後9時35分）に10番ティーから、2日目の8日は1時45分（8日深夜2時45分）に1番ティーからスタートする。タイガーは腰痛の手術から復帰後思うような成績を残せず、ミケルソンも今季はトップ10入りがないなど苦しんでいるが、ゴルフ界のスーパースター2人が相まみえるこの組は大きな話題となっている。

　日本勢期待の松山英樹はアンヘル・カブレラ（アルゼンチン）、パトリック・リード（米）と、石川遼はローリー・サバティーニ（南ア）、マット・ペスタ（米）とのペアリングに。その他の日本勢は、小田孔明がロバート・カールソン（スウェーデン）、フランク・エスポジート（米）と、谷原秀人はジェリー・ケリー（米）、トミー・フリートウッド（英）と同じ組で回ることが決定した。

　その他注目のペアリングでは、今年行われたメジャー3大会の王者が一緒にラウンドするという慣例にならい、バッバ・ワトソン（米／マスターズ）、マーティン・カイマー（独／全米オープン）、ローリー・マキロイ（北アイルランド／全英オープン）という豪華な顔ぶれが同組に。ディフェンディング・チャンピオンのジェイソン・ダフナー（米）は、09年大会覇者Y・E・ヤン（韓）、11年大会でプレーオフを制したキーガン・ブラッドリー（米）と歴代覇者同士のペアリングに挑む。