海外女子

宮里藍「パッティングは合格点、グリーンが難しいのでショットの調子が鍵を握る」

2015年1月29日（木）午後6:18

　米女子ツアーの2015年シーズン初戦となるコーツ・ゴルフ選手権が現地時間28日、フロリダ州のゴールデンオカラG＆CCで開幕したが、日没により第1ラウンドの競技はサスペンデッドが決定。3選手が出場している日本人勢では宮里藍のみがホールアウトし、1オーバー73で暫定42位タイ発進となった。

　現地時間の朝8:10に1番ホールからスタートした宮里藍、「朝早いとコンディションが難しい。思ってたより寒かったけどよく我慢できた。」と話すように、前半はパーセーブを続け1オーバーで折り返す。12番のパー5でバーディを奪いスコアをイーブンに戻したものの、直後の13番でボギーを喫し、1バーディ、2ボギーの1オーバー73。バーディチャンスにつけながらも29パットと決めきれない場面が続いた。

【動画】宮里藍ハイライト「初日は耳ホッカをつけてティーオフ！29パットとパッティングに苦戦」

　今シーズンの課題に挙げていたパッティングについては、「自分が思っているストロークは出来ている。入る入らないは別として狙ったところに打てているかが重要。そういう意味では今日のパッティングは合格点をあげられる。パターはこれで良いと思っている。」と手応えを口にした。

　コースコンディションについては、「このコースはグリーンが難しい。芽も傾斜も両方噛み合ないと入らない。ショットの調子が鍵になる。」とパット以上にショットをポイントに挙げた。

　また、宮里美香は16番までを消化して2バーディ、4ボギーの2オーバーで暫定55位タイ。インスタートの上原彩子は、7番までラウンドしたものの、6番でダブルボギーを叩くなど、1バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの5オーバーで暫定88位タイと出遅れている。

　一方、6アンダー66で暫定トップタイに立ったのは、昨季賞金女王など3冠を達成したステイシ?・ルイス（米）、昨季2勝のジェシカ・コルダ（米）、アサハラ・ムニョス（スペイン）の3選手。「思ったより上位はスコアが出てる」と宮里藍が話すように、ルイスは上がり6ホールで5バーディを奪うなど、圧巻のゴルフで計7つのバーディをマークし、パーオン率は88.9％を記録。2年連続賞金女王へ好スタートを切った。

　明日は現地時間の昼12:25に10番ホールからスタートする宮里藍。天候には逆らえないとしながらも、明日以降の巻き返しに期待したい。

　大会二日目は1/29（木）深夜1時から独占生中継でお送りします。ぜひお楽しみに！

【動画】宮里美香ハイライト「フェアウェイを外したのはわずか1ホール、それでも2オーバー。2ホール残して日没サスペンデッド」

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