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石川遼、我慢のゴルフで1年ぶりのトップ10入り！「リッキーのプレーに鳥肌が立った。自分にとってはこれからが勝負」

2015年5月11日（月）午前9:30

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石川遼

米男子ツアーのザ・プレーヤーズ選手権最終日、トップと3打差からスタートした石川遼は71のラウンドでスコアを1つ伸ばし、通算8アンダーの8位タイで終えた。

PGAツアー本格参戦3年目にして初の出場となった石川。今季は出場14試合中、6試合で予選落ちと苦しいシーズンを送っていたが、難コースTPCソーグラスを舞台に開催されるPGAツアーのフラグシップトーナメントで堂々たるプレーを見せた。

大会前のインタビューではショットの調子が悪い中でも「毎日アンダーパーを出すことが目標」と話していた石川。まさに有言実行となるプレーで初日から4日間アンダーパーで回った。

初出場で上位争いにいる石川は現地メディアからも注目を集め、昨日は最終日に向けて聞かれると「スタートから12番くらいまでは順位は気にしない。自分のプレーに集中するだけ。いつも通りベストを尽くす。」と平常心であることを自分に言い聞かせるように話していた。

最終日もショットが安定しない苦しい展開となった。フェアウェイキープ率は50%、パーオンしたのはわずかに7ホール（38.89%）という状況でも、「最終日は我慢のゴルフになると思っていた。グリーンも固いしスコアも伸びないのでとにかく我慢と思ってプレーしていた」と話すように、石川は気持ちをきらすことなく、アプローチとパッティングでパーセーブを重ねた。

8番まで全てパーで迎えた9番Par5では残り105ヤードからきっちり寄せて、この日初めてのバーディ。その後も我慢のゴルフを重ね、14番Par4ではティーショットを大きく右に曲げながらもパーセーブでピンチを切り抜けた。それでも15番Par4では残り157ヤードからのセカンドショットがショートし、難しいピンポジションに対して絶妙なアプローチショットを見せながらも惜しくもボギーとしてしまう。

この時点でトップ10からも脱落した石川だったが、続く16番Par5では前方の木がグリーンをふさぐ状況で、残り97ヤードの3打目をピンそば約3.6mに寄せて見事にバーディ。昨年3月の「アーノルドパーマーインビテーショナル」以来、実に約一年ぶりのトップ10入りを果たした。

最終ラウンドを終えた石川は「前の組のリッキーが最終ホールでバーディを取ってホールアウトした瞬間は鳥肌が立った。優勝争いをする選手のプレーを自分がプレーヤーとして後ろから見ていて刺激になった。自分にとってはこれからが勝負。今大会のようなプレーを今後の大会で何回できるかが課題。来週も結果というより、先ずはしっかり予選通過を果たして、安定した自分のスイングやゴルフを続けていければまたチャンスはあると思うと。」と今大会を振り返った。

次週は「ウェルズファーゴチャンピオンシップ」に出場予定。今大会の経験を活かし、石川がどのようなプレーを見せてくれるのか楽しみだ。

本日5/11（月）は「ザ・プレーヤーズチャンピオンシップ」大特集！

【5/11（月）放送予定】
10:00?　特別番組「LIVE FROM TPC 最終日」生放送
12:00?　PGAツアーハイライト石川遼3日目＆最終日前半
16:30?　特別番組「LIVE FROM TPC 最終日」※再放送
19:00?　PGAツアーハイライト石川遼3日目＆最終日前半 ※再放送
20:00?　特別番組「LIVE FROM TPC 最終日」※再放送
22:00?　PGAツアーダイジェストザ・プレーヤーズ選手権3日目 ※再放送
23:00?　PGAツアーダイジェストザ・プレーヤーズ選手権最終日 ※再放送
24:15?　PGAツアーハイライト石川遼最終日