米女子ツアーのシーズン第2戦コーツゴルフチャンピオンシップ presented by R+Lキャリアーズが現地時間5日、フロリダ州のゴールデンオカラゴルフ＆エクストリアンクラブで順延となっていた第2ラウンド残りと第3ラウンドの競技を行ったものの、競技途中で日没サスペンデッドが決定。第3ラウンドの6ホールをプレーした野村敏京はトップとの1打差を維持し、暫定3位タイにつけた。

　第2ラウンドで「66」をマークして一気に上位に食い込んだ野村は、1打差2位タイで迎えた第3ラウンドの6ホールを1バーディ、1ボギーでプレー。トップと1打差の通算6アンダー暫定3位タイにつけ、翌日は残り12ホールで首位浮上の機会をうかがう。暫定7位タイから出た横峯さくらは第2ラウンドを2アンダー70で締め、9位タイの好位置で第3ラウンドへ突入。しかしその出だし1番から2ホール続けてダブルボギーを叩くなど、9ホール終了時点で3つスコアを落とし、通算1アンダーの暫定28位タイに後退している。

　前日に第2ラウンドを回り終えていた宮里藍は47位タイで決勝ラウンドへ進出。この日は14ホールを4バーディ、3ボギーで回り、通算イーブンパー35位タイにつけた。また、第2ラウンド2ホール目からプレーを再開した宮里美香は同ラウンドで「76」と崩れながらも57位タイで予選を通過し、第3ラウンドでは9ホールを終えて1バーディ、1ボギー。通算2オーバー暫定47位タイに順位を下げている。一方、第2ラウンドで「77」を叩いた上原彩子は通算5オーバーで予選落ちとなった。

　前日から引き続いて、リディア・コ（ニュージーランド）とハナ・ジャン（韓）の2人が通算7アンダーの暫定首位。第2ラウンドを3アンダー69で終えたロレックスランキング（女子世界ランク）No.1のコは、第3ラウンドの5ホールを1バーディとしてこの日のプレーを終了。第2ラウンド出だしからプレーを再開したジャンは同ラウンドをイーブンパーで終えた後、第3ラウンド6ホールを1バーディ、1ボギーで回っている。

　そのほか上位は、野村と並ぶ暫定3位タイに世界No.4のレクシー・トンプソンとキム・セイヨン（韓）らが並び、世界No.10のチョン・インジ（韓）は通算5アンダーの暫定8位タイ。前週の開幕戦を制したキム・ヒョージュ（韓）は昨季覇者のチェ・ナヨン（韓）らとともに通算1アンダー暫定28位タイとなっている。