なでしこ2人が遠くイングランドの地で輝きを放った。

　米女子ツアーのシーズンメジャー第3戦、第38回 全英リコー女子オープンは現地時間10日、イングランドの名門ロイヤル・バークデイルGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。4アンダー68の好スコアをマークした上原彩子が単独首位、イーブンパー72で回った宮里藍が10位タイにつけ、トップ10に日本人2人が入る健闘を見せている。

　この日の上原は1番パー5でボギー発進となったものの、5番、6番で連続バーディに成功すると8番でもバーディを奪い前半を終えて2アンダーの好スタート。後半も12番、18番で1つずつスコアを伸ばすと、初日を終えて後続に1打差をつけてリーダーボードの最上段に立った。また、11年連続11回目の出場となった藍も1番でボギーを先行させるも6番、8番のバーディで1アンダー。14番でボギーを叩きイーブンパーの初日となったが、得意のリンクスで好ポジションにつけている。

　その他の日本勢は、1オーバー73の24位タイに原江里菜、3オーバー75の47位タイに森田理香子と野村敏京。昨年大会で7位タイに入り今年の出場権を得た佐伯三貴はショットが乱れ渡邉彩香と並ぶ4オーバー76の63位タイと好発進とはならなかったが、このあたりは2日目以降の巻き返しで上位を狙うことも十分可能か。

　一方、5オーバー77で86位タイの成田美寿々、6オーバー78で98位タイの宮里美香と比嘉真美子、7オーバー79で115位の大山志保はカットラインが気になる初日となってしまった。

≪全英リコー女子オープンゴルフ選手権放送予定≫
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