優勝候補筆頭はK.ペリー 日本勢は井戸木、室田、奥田が参戦
2014年7月10日(木)午後0:33
米チャンピオンズツアーの今季メジャー第4戦、全米シニアオープンは現地時間10日、オクラホマ州のオーク・ツリー・ナショナルを舞台に開幕。1980年から始まった同大会は今年で34回目の開催となる。
昨年は最終日に7アンダー63を叩き出し、通算13アンダーまでスコアを伸ばしたケニー・ペリー(米)が後続に5打差をつけて圧勝。2週前のコンステレーション シニアプレーヤーズ チャンピオンシップ、そして同大会とメジャー連勝を果たしてみせた。大会後、ペリーが「USGAのタイトルだ! たとえシニアといっても(ナショナル)オープンで勝てたことは本当に誇りに思う」と感無量で勝利の喜びを噛み締めていたのが印象深い。
ディフェンディング・チャンピオンのペリーは、5月のリージョンズ・トラディションでメジャー3勝目を飾るなど大舞台で抜群の強さを見せており今年も優勝候補の筆頭だ。その他、現在賞金レース&チャールズ・シュワブカップポイントレースともにリードするベルンハルト・ランガー(独)、フレッド・ファンク(米)、ジェイ・ハース(米)、コリン・モンゴメリー(スコットランド)らがエントリー。
一方、優勝候補のひとりフレッド・カプルス(米)が腰痛を理由に欠場を表明。彼の他にもクレイグ・スタドラー(米)、グラハム・マーシュ(豪)、ラリー・マイズ(米)が続々と出場を断念している。
日本勢は井戸木鴻樹、室田淳、奥田靖己の3選手が参戦。昨年大会にも出場した井戸木は最終日に順位を上げ23位タイに入った。ここ3戦の出場はないが、自身前戦のプリンシパル・チャリティ・クラシックではシーズンベストの22位タイと調子は上向きなだけに楽しみだ。