米女子ツアーのシーズン第2戦、コーツゴルフチャンピオンシップ presented by R+Lキャリアーズが現地時間4日、フロリダ州のゴールデンオカラゴルフ＆エクストリアンクラブで順延となっていた第1ラウンド残りと第2ラウンドの競技を行ったものの、競技途中で日没サスペンデッドに。日本勢は6アンダー「66」をマークした野村敏京が暫定3位タイに浮上。15ホール終了時点で通算4アンダーとした横峯さくらが暫定7位タイまで順位を上げた。

　前日の「72」で暫定38位タイ発進を切った野村。アウトスタートのこの日は、出だしから幸先良くバーディを獲ると、そこから5番、7番と順調に伸ばして3アンダーで前半を折り返す。すると、迎えた後半は立ち上がり4ホールで3バーディのチャージをかけリーダーボードをさらに浮上。その後の17番パー4でこの日唯一のボギーを叩いたが、18番で距離のあるバーディパットを沈めて取り返し、7バーディ、1ボギーのラウンドとなった。前週の開幕戦では日本勢トップの13位タイに入ったが、今週はこの勢いで1桁順位に食い込めるか。

　暫定18位タイから出た横峯は、第2ラウンドの15ホールで3バーディ、1ボギーと2つ伸ばし、暫定で7位タイに。同じく暫定18位タイからのスタートだった宮里美香はインスタート10番の1ホールをパーとして通算2アンダー暫定29位タイ。第2ラウンドを回り終えた宮里藍は、1オーバーで迎えた後半に3連続を含む5バーディを奪い、4アンダー68で通算1オーバー58位タイにジャンプアップした。なお、上原彩子はこの日1ホールもプレー出来ず、通算イーブンパー暫定44位タイ。

　通算7アンダーの暫定トップにつけているのは、この日第2ラウンドをスタート出来なかったハナ・ジャン（韓）と同ラウンド17ホールで4つ伸ばしたリディア・コ（ニュージーランド）。ロレックスランキング（女子世界ランク）No.1のコは、4バーディ、ノーボギーの安定したゴルフで暫定8位タイからリーダーボードのトップにつけた。そのほか、開幕戦を制したキム・ヒョージュ（韓）は通算4アンダー暫定7位タイ。昨季覇者のチェ・ナヨン（韓）は通算2アンダー暫定29位タイにつけている。