I.K.キムが逃げ切りV! N.キャンベル単独2位
2014年7月7日(月)午前10:40
ムービングデーにコースレコード(タイ)を叩き出し単独トップに躍り出たキム・インキョン(韓)が後続に5打差をつけ逃げ切り、4年ぶりプロ通算5勝目を挙げた。
次週に迫ったメジャー、第37回 全英リコー女子オープン(現地時間10?13日/英ロイヤル・バークデイルGC)の前哨戦、欧州女子ツアーISPSハンダ・レディス・ヨーロピアン・マスターズは6日、英バッキンガムシャーGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。4打リードで最終日を迎えたキムはこの日もノーボギーの4アンダー68をマーク。通算18アンダーまでスコアを伸ばして逃げ切りVを達成した。
キムにとって優勝は2010年のロレーナ・オチョア招待以来。「本当に素晴らしい経験でした。ショットもパットも良かったけれど、今週はキャディに助けられました」とバッグを担いだアダム氏を賞賛した。大会直前の水曜日、打球事故に遭遇し鼻を骨折しながら献身的にキムをサポートし続ける彼の姿に「勇気を貰った」のが優勝の原動力になったという。
5打差の単独2位に入った国内女子ツアー2勝の実績を持つニッキー・キャンベル(豪)は「良いプレーをしたけれど、キムには届きませんでした」と勝者の勢いに脱帽。通算11アンダー3位タイに新鋭ステファニー・メドウ(北アイルランド)に加え、キャロライン・マッソン(独)、リー・アン・ペース(南ア)が入っている。
単独2位から逆転を狙ったアマチュアのイ・ミンジ(豪)はスコアを1つ落とし通算9アンダー11位タイ、連覇がかかっていたカリー・ウェブ(米)は3日連続2アンダー70で通算5アンダー20位タイにとどまった。