R.マキロイ、自身の財団がホストを務める大会で凱旋優勝を狙う 「素晴らしい選手が集まった。最高の大会になる」
2015年5月28日(木)午後0:02
(写真提供:Getty Images)
欧州ツアーのドバイデューティフリーアイリッシュオープン hosted by ザ・ローリーファウンデーションが現地時間28日、北アイルランドのロイヤルカウンティダウンGCを舞台に開幕。世界ランキングNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)が母国オープン制覇を目指す。
前週、同ツアーのフラッグシップ大会、BMW PGA選手権では、2日目に「78」を叩き、まさかの予選落ちとなったマキロイ。しかし、今週は以前からメジャー大会に匹敵するほどの重要な大会の1つと語っていた母国オープンだ。さらに、26歳の王者にとって今大会が特別な理由は、自らの財団がホストを務めるという点にもある。
そのため、コース外での活動でも忙しいスケジュールをこなすことにはなるが「素晴らしい大会にするために、夜のイベントに参加するなど、出来る限りのことはしたい。多くの責任がこの大会ではあるが、それは良いプレーをする妨げにはならない」とプレーには影響しないと強調。
「これまでこの大会では良いプレーができていない」と過去を振り返ったマキロイ。「それは納得いかないことだ。恐らく、地元での戦いで力が入りすぎていることが原因だと思う。今年はできるだけ楽しむように努力するよ」と肩の力を抜くことが出来るかがカギだとしつつ「自分のパフォーマンスが、誰かの助けになるのであれば、それは素晴らしいことだ。優勝を目指すよ」とギャラリーを湧かせるようなプレーをすると約束した。
そして、世界でも指折りのリンクスコースとして知られるロイヤルカウンティダウンGCには、マキロイが「素晴らしい選手たちが集まった」と話すように、ビッグネームが多数集結した。マキロイをはじめ、ルーク・ドナルド(英)、アーニー・エルス(南ア)、マーティン・カイマー(独)、リー・ウェストウッド(英)といった歴代の世界No.1経験者、さらにパドレイ・ハリントン(アイルランド)、ダレン・クラーク(北アイルランド)らメジャーチャンピオンは総勢8名にのぼる。「このコースは世界のトップ5に入るコースだし、これだけの選手が揃うのだから最高の大会になるよ」と白熱の4日間になることは間違いない。
さらに米男子ツアーのザ・プレーヤーズ チャンピオンシップを制したリッキー・ファウラー(米)、プレーオフで惜しくも敗れたセルヒオ・ガルシア(スペイン)、ディフェンディング・チャンピオンのミッコ・イロネン(フィンランド)も虎視眈々とトロフィを狙う。
「タイトルを守るということは関係なしに、この場に戻ってくることは嬉しいことだ。その上、あと数日はあのトロフィを手にしてられるのだから自分は幸運の持ち主だね」と大会にかける意気込みを話したイロネン。「ここで最高なのはギャラリーだ。彼らが作り出す雰囲気の良さは全ての人が知っている。あれ以上は望めないよ」とトーナメントの魅力を明かした。
その上で「ローリー(・マキロイ)が行ったことは素晴らしい。彼は、このフィールドを実現するうえで大きな影響力を及ぼした。実際、ビッグネームが大会に参加することとなった」と、大会のホストを務めるマキロイへ賛辞を送ることも忘れなかった。
ドバイデューティフリーアイリッシュオープン hosted by ザ・ローリーファウンデーションは1?3日目を生中継!
アイルランドのナショナルオープンとして行われる一戦。今年から地元出身のローリー・マキロイがホストを務める。昨年はフィンランドのミッコ・イロネンが初日から最終日まで、一度も首位を譲ることなく完全優勝を果たした。
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