S.ケンプ一歩リード 連覇狙うK.ウェブ8打差21位
2014年7月5日(土)午前8:34
初日のトーナメントリーダー、サラ・ケンプ(豪)が頭ひとつ抜け出した。
次週に迫ったメジャー、第37回 全英リコー女子オープン(現地時間10?13日/英ロイヤル・バークデイルGC)の前哨戦、欧州女子ツアーISPSハンダ・レディス・ヨーロピアン・マスターズは4日、英バッキンガムシャーGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。
初日の「67」に続き4アンダー68の好スコアをマークしたケンプが通算9アンダーで単独首位の座をキープし、3打差の2位タイにルーキーのエイミー・ボールデン(ウェールズ)、セリーヌ・エルバン(仏)が並ぶ展開となった。
単独首位のケンプはシドニー出身の28歳。「安定したゴルフが出来ました。パー5でしっかりバーディを獲れたのが大きかったです。これまでこの位置でプレーする機会がなかったから、とても新鮮で楽しい。風の中、良いプレーだったと思います。このまま上位をキープしたい」と念願のツアー初優勝に向けひた走る。
通算5アンダー4位タイに期待のアマチュア、イ・ミンジ(豪)の他、キム・インキョン(韓)、アメリア・ルイス(米)、グラディス・ノセラ(仏)ら。かつて国内ツアーで活躍したニッキー・キャンベル(豪)が通算4アンダー9位タイの好位置をキープしたが、初日まずまずのスタートを切った地元期待のチャーリー・ハル(英)はスコアを2つ落とし、通算イーブンパーで初日の12位タイから22位タイに後退している。
一方、連覇がかかるカリー・ウェブ(豪)はこの日2つスコアを伸ばし通算1アンダー単独21位。ケンプに8打差をつけられているが、残り2日、上位にプレッシャーをかけるプレーを見せてくれるに違いない。