石川、「よく我慢ができていた」が最終ホールに罠… 痛恨トリプルボギーで25位タイ後退
2015年5月23日(土)午前10:36
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(写真提供:Getty Images)
現地時間22日、テキサス州のコロニアルCCを舞台に第2ラウンドの競技を終了した米男子ツアーのクラウンプラザインビテーショナルat コロニアル。石川遼は4オーバー74と崩れ、通算2アンダー25位タイに後退となった。
前日、ツアー初となる首位タイ発進を決めた石川。この日は第6組で早いスタートとなったが、立ち上がりの1番パー5の第3打をピンそば約30センチにつけて幸先良くバーディを奪う。しかし、5番で約2.5メートルのパーパットを外しボギー。さらに9番パー4では3オン、2パットのボギーを喫し、前半を1オーバーで折り返す。
バックナインでは、14番パー4で2打目を1.2メートルにつけてイーブンパーに戻すも、直後の15番でボギー。さらに最終18番では、右ラフからの第3打をグリーン左に外すと、第4打のアプローチでグリーンをオーバー。5打目でようやく乗せたものの、その後2パットで痛恨のトリプルボギーとなってしまった。「ショットの感触は悪くなかった」と話したが、フェアウェイキープ率は初日に続き42.86%。苦しい中で「よく我慢を出来ていた」だけに「最終ホールだけ」と悔しい結果となった。
また「グリーンは重かったので、寄せるのが難しかった」と初日に続くバーディラッシュにならなかった要因を分析。トップとは8打差がついたものの「もう上を目指すだけ」と気持ちを切り替えて、ムービングサタデーに挑む。初日のようなプレーを再び見せ、上位進出の可能性を残すことができるだろうか。
通算10アンダーの単独トップはケビン・ナ(米)。イアン・ポルター(英)が通算8アンダー単独2位、ブー・ウィークリー(米)が通算7アンダー単独3位と続いている。メジャー3勝を誇るビジェイ・シン(フィジー)は、通算5アンダー6位タイ。マスターズ王者のジョーダン・スピース(米)は、通算3アンダー15位タイに後退している。
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クラウンプラザインビテーショナルat コロニアルは予選ラウンド生中継!
今年69回目を数える歴史ある大会で、優勝者に送られるタータンチェックのジャケットは、PGAツアープレーヤーが手にしたい憧れの一つだ。かつては伝説のプレーヤー、ベン・ホーガンが同大会5勝、近年ではザック・ジョンソン、スティーブ・ストリッカーらが得意としており、ショットメーカーに有利な大会と言われている。
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