欧州ツアーのコマーシャルバンク・カタール・マスターズは現地時間24日、カタールのドーハGCで最終ラウンドの競技を行った。ブランデン・グレイス（南ア）が、通算19アンダーまでスコアを伸ばし、今季2勝目を挙げた。

　最終組の1つ前でスタートしたグレイスは、前半こそスコアを1つ伸ばすにとどまったものの、サンデーバックナインの12番、14番でバーディをマーク。そして、迎えた16番パー4で1オンに成功すると、見事にイーグルを奪取した。最終18番でもスコアを伸ばし、1イーグル、4バーディの6アンダー66でホールアウトしたグレイスは、後続を1打差で振り切り、アルフレッド・ダンヒル選手権に次ぐ今季2勝目で、ツアー通算6勝目となった。

　通算18アンダーの単独2位には、マーク・ウォーレン（スコットランド）。スタートの1番から連続バーディを奪う最高の滑り出しを見せたウォーレンだったが、8番で痛恨のダブルボギー。それでも、後半に5つのバーディを奪って巻き返したが、トップと1打差で迎えた最終18番のバーディパットを沈めることができず、ツアー通算4勝目はお預けとなった。

　2打差の単独3位には、ベルント・ウィースバーガー（オーストリア）が入り、世界ランクNo.2のヘンリック・ステンソン（スウェーデン）は6アンダー66と猛チャージをかけて、通算10アンダーの13位タイでフィニッシュ。連覇を目指したセルヒオ・ガルシアは、通算4アンダー46位タイで大会を終えている。

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