R.マキロイ、「78」で予選落ち 「いつもの自分に戻ってしまった」
2015年5月23日(土)午前9:46
欧州ツアーのフラッグシップ大会、BMW PGA選手権が現地時間22日、英国のウェントワースCを舞台に第2ラウンドを終了。ディフェンディング・チャンピオンのローリー・マキロイ(北アイルランド)が、6オーバー78と崩れ、通算5オーバー105位タイで予選落ちとなった。
23位タイから出たマキロイは、3番からの4ホールで2つのボギーを喫するなど、1オーバーで前半を折り返すと、バックナインの10番からの4ホールでも4つスコアを落とした。結局、上がり3ホールでも2つのボギーを叩いた世界ランクNo.1は、2バーディ、6ボギー、1ダブルボギーでホールアウト。「あるところを境に、スコアが崩れることを止めることができなくなった」と悔しさを滲ませた。
まさかの結果に「あまり深刻に考えないようにする」と話したものの、タイトル防衛への道はわずか2日間で途絶えることとなってしまった。「ディフェンディング・チャンピオンとして戦うときはアグレッシブに戦うべきだが、今週はそれが全くできなかった。ウェントワースでの、いつもの自分に戻ってしまった」と、昨年の優勝まで3年連続で予選落ちとなっていた頃のプレーに戻ってしまったと語った。
リーダーボードのトップは、初日単独首位のフランセスコ・モリナリ(伊)がキープ。出だしの3ホールで2つのボギーを叩く悪い流れだったものの、前半のうちに取り返してイーブンパーでハーフターンすると、後半は3バーディ、ノーボギー。3アンダー69でのラウンドとなり、通算10アンダーまでスコアを伸ばした。
また通算9アンダーの単独2位には、8アンダー64を叩きだしたアン・ビョンホン(韓)。今季、すでに3度のトップ10入りを記録しているルーキーは、2番からの4連続バーディを含む、8バーディ、ノーボギーと完璧なプレーを見せた。通算8アンダーの3位タイにはエミリアーノ・グリッロ(アルゼンチン)、トンチャイ・ジェイディ(タイ)が続いている。
初日を3位タイで終えていたミゲール・A・ヒメネス(スペイン)は、2アンダー70のラウンドで通算6アンダー6位タイ。通算4アンダーの11位タイには、ビクトル・ドゥブイソン(仏)、元世界No.1のルーク・ドナルド(英)、トーマス・ビヨーン(デンマーク)らの有力選手が並ぶ展開となっている。
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